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ユニバーサルカラーデザイン 

2009.04.27

ユニバーサルデザイン

◆ユニバーサルカラーデザインとは


フリーペーパー印刷通販社のある熊本県では、くまもとユニバーサルデザイン(UD)宣言『創造にあふれ、“生命いのちが脈うつ”くまもと』に向けて、色々な施策が行なわれています。
ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報のデザインのことです。
ユニバーサルカラーデザインはその中で、色の使い方をテーマとしたデザインです。
日本には、色弱の方が300万人いると言われています。又、老化や目の疾患によって見え方が変化します。





青がS錐体と言われ紫〜青の光を主に感じます。(吸収極大419nm)
緑がM錐体と言われ緑〜橙の光を主に感じます。(吸収極大531nm)
赤がL錐体と言われ黄緑〜赤の光を主に感じます。(吸収極大558nm)



日本人に多いのが、緑に反応する錐体が無いか感度がずれているD型色覚(Deuteranope)と言われ、日本人男性の約3.5%を占めます。
花園に咲いたチューリップの花です。枠の中が、D型色覚(Deuteranope)方の見え方です。





その次に多いのは赤に反応する錐体が無いか感度がずれているP型色覚(Protanope)で、日本人男性の約1.5%を占めています。
青い光を主に感じるS 錐体が無い人はT 型色覚(Tritanope) です。

目の疾患によっても色の見え方は変化します。白内障は目の水晶体(レンズ)が白く濁る疾患で、濁り方が激しいと短波長の青〜緑の光を通さなくなります。また光が散乱するので像がぼやけて見えます。
そういった色弱の方へ配慮しながらのデザインをカラーユニバーサルデザイン:色覚バリアフリーと言います。


◆色の組み合わせ方

●暖色系と寒色系、明るい色と暗い色、を対比させる
●パステル調の色どうしを組み合わせない。はっきりした色どうしか、はっきりした色とパステル調を対比させる
例えば、この色の組合せです。




D型色覚(Deuteranope)方の見え方です。↓↓
特に緑と茶色の色差が無くなっていることが判ります。どうしても使う場合には、図形の周りに縁取りする事で視認性が高まります。





◆色の選び方


●赤は濃い赤を使わず、朱色やオレンジを:D型色覚(Deuteranope)方の見え方




●黄色と黄緑は赤緑色盲の人にとっては同じ色、なるべく黄色を使い、黄緑は使わない




●暗い緑は赤や茶色と間違える。しかし青みの強い緑なら間違えない




●細い線や小さい文字には、黄色や水色を使わない
●明るい黄色は白内障では白と混同



◆文字に色をつけるとき

●背景と文字の間にはっきりした色相の差ではなく、明度差をつける。




D型色覚(Deuteranope)方の見え方。
 ・上:同じ色相で、明度差         
 ・中:金赤:シアンの色相差        
 ・下:金赤:シアンの色相差+文字縁取り




●線の細い明朝体でなく、線の太いゴシック体を使う
●色だけでなく、書体(フォント)、文字、イタリック、傍点、下線、囲み枠など、形の変化を併用する。



◆シュミレーションについて

Color Universal Design Organization (カラーユニバーサルデザイン機構)の推奨される画像解析ソフトウェア「ImageJ」とプラグインファイル「VischeckJ」をダウンロードしてお使い下さい。
http://www.cudo.jp/simulation/index.html


高齢化社会となり、マーケット層として着目されているシルバー世代に優しい印刷物の提供。
それは印刷の本来の目的である、情報伝達の確実性を向上させることになると思います。





カラープリンターは出力できるが、印刷ではトラブルをなる事例

2009.04.14

DTP

今回は、カラープリンターは出力できるが、印刷ではトラブルをなる事例をご紹介いたします。


◆トラッピングを知ろう
同時にカラー4色を印刷する事はできません。



用紙が移動しながら順番に印刷されます。当然、レジスターマークを基準に見当あわせ(4色の位置合わせ)をします。しかし、用紙の厚さや種類・印刷時の押す力・湿し水や湿度などの影響を受け、用紙が変形します。
その結果、この様に白場ができてしまいます。



この場合をケヌキ合わせといいます。
これを防止する目的で、オーバープリントを設定します。
墨100%の文字や図形の場合、出力する時に自動的に下になる図形から白を取除きます。

しかし、墨100%以外の場合、オーバープリントを設定すると、例えばフリーのようにシアン100%の場合、グリーンの文字になります。

それを防ぐために、ペーパーのように太らせてあげると、白場の発生が防止できます。










トラップの量は、Illustratorのユーザーガイドには一般的に0.3ポイント以上1.0ポイント以下になっています。


※トラップできないことがあります。

白抜きの文字です。
フリーペーパー印刷通販社のオフセット輪転印刷機は、最大1000枚/分の高速運転をしながらオフ輪マークと呼ばれる微小な点を読取り、見当あわせを自動で行なっています。しかし、用紙の種類によっては、見当が僅かですがずれができます。
特に明朝系書体の小さな文字は、可読性が悪くなります。




◆墨について
 本来、色の三原色は<C><M><Y>です。<K>は、理論的には不要のはずです。予断ですが写真の印画紙には墨はありません。

印刷や、カラープリンターに墨があるのは、三原色の色材に欠陥があります。本来三原色をベタで重ねると墨になって欲しいのですが、濁った墨になります。そこで、墨のインキで補っています。
 

印刷の順序は



写真のように、下に先に印刷された三色のインキがいる場合と、紙の上に墨のインキだけが印刷される場合では、墨の濃さが変わります。
下にインキのある場合の方が濃くなります。

フリーペーパー印刷通販社では、墨ベタの印刷をされる場合下にC50% M50% Y40%の網を敷いて頂くようにしています。これをリッチブラックと呼んでいます。迫力のある墨のタイトルを期待される場合にはお勧めです。

下図のように、下に敷くC50% M50% Y40%の網は細らせてあげる方が確実です。



「濃い墨が欲しいので C100% M100% Y100% K100印刷して欲しい!」というご依頼がありますが、
残念ながら不可能です。それは、オフセット輪転機には、高温乾燥装置が付いていますが、乾燥できません。インキが乾かないと、用紙の裏移りなどのトラブルの原因となります。


フリーペーパー印刷通販社では 総インキ量300%以下でお願いしています。



次回は、カラー・ユニバーサルをご紹介します。

PDFを知ろう!〜その2

2009.04.09

DTP

進化してAdobe CS4およびAcrobat9になりました。
Adobe PDF Print EngineによってPostScriptの常識だった透明効果が出力できないが、出力できることになりました。

これは、透明効果を分割・統合する時に難しい設定がいらなくなりました。
又、画像に重なった図形や文字の解像力が良くなるというメリットがあります。

フリーペーパー印刷通販社のCTPのRIPもバージョンアップしました。最新のRIPは、ハイブリットとなっています。



この様に、従来の環境から出力でき、かつ最新の透明効果を持つPDFからも出力できます。


PDF-X3:2002
・PDF-X1:2001がベースになっていますのでAcroBat4(PDF1.3)規格です。
・RGBカラーおよびLabカラー、ICCプロファイルを持つ事ができます。実際は、CTP用のRIPでは出力時にプロファイル運用が出来ていませんので、RGBカラーおよびLabカラーからの出力は不可能と言えます。

PDF-X3:2003
・PDF-X1:2003がベースになっていますのでAcroBat54(PDF1.4)規格です。
※透明は扱えませんので、分割統合することが出来ます。

PDF-X4:2007
・Acrobat 7.0(PDF 1.6)規格です。
・Adobe PDF Print Engineを使用したワークフロー
・ライブ透明とレイヤーがサポートされています。


・PDG-X1までは、DTP アプ リケーション ⇒ PostScript(PS) ⇒ AcroBatDistiller ⇒PDF-X1でした。 PostScript は、透明やレイヤーを記述できないため、分割統合します。

・透明やレイヤーなの情報を保持する PDF/X-4 で運用するためには、DTP アプ リケーションからPDFの書出しを行なう必要があります




☆Illustrator CS2 / 3 / 4ネイティブ 運用
Illustrator のデータを InDesign に取り込む場合、従来は EPS 形式での取り込み を推奨していました。Adobe PDF Print Engine を使用する場 合は、Illustrator ネイティブ形式(.ai)で InDesign に取り込むことを推奨します。

☆InDesign CS2 / CS3 / CS4 の「編集」「透明ブレンド領域の設定」「ドキュメントの CMYK 領域を使用」 を選択します。この手順で作成された PDF は Adobe PDF Print Engine 内部の透明の合成処理に おいて、CMYK ベースで演算され、印刷に適した出力を得ることができます。



◆自己責任と言う事はご自身でチェックを確実にしておかなければなりません。

プリフライトチェックのお勧め!
PDFの検証== ここでは、Acrobat 9 Professionalを使ったPDFの検証をご紹介します。

(1)ファイルをAcrobat 9 Professionalで開き、アドバンスト/プリフライトを選択します。



(2)プリフライトの一覧から「PDF/X-4 への準拠を確認」選択し、「解析」ボタンをクリックするとプリフライトが実行されます。

(3)検証結果の詳細については、[▼概要][▼プリフライト情報]を展開し、確認することができます。




これでチェックは完成です。
しかし、これで問題解決には未だ不十分です。PDFのルールではOKでも印刷したら問題が起きる事が沢山あります。


カラープリンターは出力できるが、印刷ではトラブルをなる事例・・・これを次回にお話します。


PDFを知ろう!〜その1

2009.04.02

DTP

●PDF DTP 透明効果 分割・統合


PDF: (ポータブル・ドキュメント・フォーマット)は全ての環境でほぼ同様の状態で文章や画像等を閲覧できる特性を持っており、ISO 32000-1認定された世界の標準規格です。従来では、専用のビュアでしか見ることができなかった3Dや動画までサポートされています。


フリーペーパー印刷通販社では、PDF-X1aをご推奨しております。DTPソフトの再編集ができる形式でも対応させて頂きます。


◆PDFを語るに当たって、大原則があります。

PDFは、DTPアプリによる編集ができません(IllustratorのPDF保存は除く)。印刷側では、CTP(コンピュタ ツゥ プレート)やDDCP(デジタル ダイレクト カラー プルーフ)で出力するだけですので、制作側の自己責任となります。制作側で印刷を理解して制作し、完成されたデータを作って頂けなければなりません。

その中で、印刷に特化してできたPDF-Xシリーズがあります。今、日本で最も普及しているのが、PDF-X1aです。簡単にご紹介しましょう。

[PDF-X1a:2001]
 ・AcroBat4(PDF1.3)規格です。
 ・フォントを含んだデータです。
 ・カラーモードは、[グレー][YMCK][特色]です。
 ・画像は出力用です。
 ・出力用のプロファイルを持てます。
 ・トラッピングが設定できます。

[PDF-X1a:2003(あまり普及していません)]
 ・AcroBat5(PDF1.4)規格です。
 ・PDF1.4の追加機能である、
  JBIG2(モノクロイメージの圧縮方式)透明を不許可にした。
 ・CMYKを主とする完全交換を目的とする規格


================= PDF-X1の規格とメリット =================
 ※PDF1.3に基づき作成 ⇒多くの出力に対応
 ※フォントの埋め込み ⇒文字化け等のトラブルがなくなる
 ※全ての画像データを埋め込みます
  ⇒画像のリンク切れ等のトラブルがなくなる。
 ※透明効果はサポートできない
  ⇒透明効果を分割するので、トラブルの可能性を抑える
======================================================



◆PDF-X1のメリットのまず透明効果の分割について語ります。

こういった使い方が増えています。

1)写真の上にロゴやイラストを重ねる場合に、PhotoShopで背景を透明にする



↑↑↑この絵の市松模様が透明ですね。この透明をPhotoShopで作る方法がAdobeのホームページで紹介されています。
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/222/ts_222990_ja-jp.html#anc_b

ここで紹介されているのは、以下の方法です。
 A. 新規ファイルの作成時に背景を透明にする
 B. 背景レイヤーのロックを解除して背景を透明にする
 C. [消しゴムツール] を使用して背景を透明にする
 D. [マジック消しゴムツール] を使用して背景を透明にする
 E. クリッピングパスの作成
 F. Web 用に背景が透明な画像を保存する
 G. 透明を保持して保存できるファイル形式

今までのDTPの常識はE クリッピングパスの作成です。写真の切抜きを作成する方法ですね。この場合の保存ファイル形式は、Photoshop EPSです。
歴史が実証した安心な方法です。

Adobeのサイトでは以下の方法を紹介しています。
Photoshop の透明な背景を保持したままIllustrator に読み込む方法
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/222/ts_222838_ja-jp.html


透明を保持しての保存形式は Photoshop PSDの選択となります。Photoshop のオリジナルファイル形式です。透明機能をはじめ、すべての機能を保持して保存することができます。
PhotoShop PSD形式のファイルをIllustratorに配置する。これはデザイナーの方にとっては画期的な出来事です。
面倒な切抜き作業(クリッピングパスの作成)から開放されます。


◆注意点

ところが、DTPの長い歴史を支えたPostScript(ポストスクリプト)は透明の対応は出来ないのです。PDF-X1も同様です。モニターで見え、プリンターで出力できてもPostScriptプリンターであるCTPは出力できません。
その対応として、Illustrator9.0以降に分割処理ができるようになりました。具体的に見てみましょう。




どのように分割されるか?

不透明オブジェクト
(分割前)ベクトル /(分割)されない /(分割後)ー

透明オブジェクト
(分割前)ベクトル /(分割)される/(分割後)ベクトル

透明グラデーション
(分割前)ベクトル/(分割)される/(分割後)ラスタ・ベクトル

画像
(分割前)ラスタ/(分割)される/(分割後)ラスタ

特に、透明のグラデーションの場合、☆の形の透明グラデーションと写真が重なった部分は分割され画像となります。重ならなかった部分はベクトル(図形)です。



この絵柄の場合、画像とベクトルの2つの要素で構成される事になります。
印刷の悩ましい事は、画像は網点で表現します。ベクトル(文字・図形)は出力機の解像度で表現します。この重なった処を画像化する場合の、解像度の設定が必要になります。



llustratorでの透明分割
[オブジェクト]メニュー ⇒ [透明部分を分割統合]を選択します。



ラインアートトテキストの解像度 1200ppi : 小さい文字を考えると1200は必要です。グラデーションとメッシュの解像度:400ppi 写真は350〜400です。ラスタライズ/ベクトル設定:100
通常は設定値「100」(高解像度)できますが、この場合にはデータが大きくなります。透明グラデーションを使用した文字等、複雑なデータでは出力処理に問題がおきる事があります。

[オブジェクト]メニュー ⇒ 「分割・統合プレビュー」で確認しながらラスタライズ/ベクトル設定:「99」〜「75」に変更して下さい。この場合、数字が小さくなる程出力処理は改善されますが、線のジャギー等の品質が劣化します。ご自身でプリントされ品質のご確認して頂く事は必須です。

今回の結論は、PhotoShop・Illustrator・Indesign等のDTPアプリで透明を扱う場合、品質とデータは相反関係となりますので、確認する事が大切です。

(Adobeのメッセージ)
Adobe CS3およびAcrobat 8のユーザは、Adobe PDF Print Engine搭載の印刷ワークフローシステムとRIPを利用できます。


次回はこの話題をご紹介します。

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